前に、ピロリ菌へのラクトフェリンの有効性をお話したことがございました(ピロリ菌の記事はこちら)。今回は、冬が本番となるノロウイルスについてお話ししたいと思います。
ノロウイルスは冬が全盛期
ノロウイルスは12月から1月ごろにピークを迎えることが多くいまが旬といえます。ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間と非常に短く、発症すると吐き気や嘔吐、下痢や発熱などおこります。とくに脱水症状が激しくおこり、最悪死に至ることもあります。
子供から大人まで幅広く感染しますが、免疫の低い乳幼児は特に感染リスクが高くなります。感染経路は、【感染者】の「糞便」「嘔吐物」を処理するとき、または、「かき」などの二枚貝を生のまま、あるいは十分に加熱せずに食べることの2通りがあります。
また、感染後1ヵ月間は糞便などにノロウイルスが排出されますので2次感染には注意してください。
ノロウイルスを体の外で防ぐ
ノロウイルスの感染力は非常に高く、抗生物質(今後できてもおすすめできません)などの有効な治療もありません。では、基本的な対策について体の外で防ぐ方法を簡単にご紹介いたします。
- 液体洗剤で泡立て、30秒以上流水で洗い流す
- 食材は85度以上で1分以上加熱する
簡単な方法ではありますが、毎日となると意外に難しい(面倒くさい、忘れるなど)と感じる人もいるかと思いまが、体の中で防ぐ方法と組み合わせることで非常に強力な対策へとかわります。
ノロウイルスを体の中で防ぐ
上記の方法に加えて是非おすすめなのが、感染防御成分「ラクトフェリン」を摂取する方法です。「おすすめしたい明確な理由」は森永乳業が行ったアンケート調査にあります。
100mg/本のラクトフェリン含有食品を、ほぼ毎日または週に 4-5 回摂取している人は、週 1 回程度摂取している人と比べ、医師の問診でノロウイルスの疑い、または検査でノロウイルス確定と診断された人の割合が有意に低いことが分かりました。
グラフにするとより実感できます。
週に一回程度の人と、ほぼ毎日摂取している人での感染率の差は火を見るよりも明らかです。
ノロウイルス対策の3ヶ条
これまでの内容をまとめますと以下がノロウイルス対策の3ヶ条となります。
- 30秒以上の手洗い
- 食材を十分に加熱する
- ラクトフェリンを食事と一緒に摂る
2の食材の加熱ですが、85~90度ぐらいで1分以上を忘れないでください。3のラクトフェリンについては、1日100mg以上を目安に摂るとより確実性が増すと考えられます。
ラクトフェリンは子供でも安心して摂ることが出来る成分ですので、年末年始を楽しく過ごすためにもラクトフェリンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。また、年末年始はなにかとAGE(終末糖化産物)を食べる機会も増えますので、ノロウイルス対策と老化対策を同時にできるラクトフェリンは、私にとってもやはり魅力的な成分です(AGE対策はこちらを参照ください)。
ラクトフェリンでノロウイルス対策でした(ノロウイルスの感染後もラクトフェリンは有効です)。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。