ラクトフェリンとは免疫ミルクとも呼ばれるものでヒトの場合、出産後3日前後に出る初乳に最も多く含まれています。
この成分には生まれたばかりの赤ちゃんの体を細菌やウイルス感染から守る働きがあります。
ここではラクトフェリンの概要とどのような健康効果があるのかということ、相乗効果のある鉄分について説明します。
ラクトフェリンとはどのようなものであるのか
ラクトフェリンとはヒトや動物の乳に含まれるタンパク質で、抵抗力の弱い赤ちゃんを細菌などの感染から守る働きがあります。
ラクトフェリンのラクトは乳を表し、フェリンは鉄を意味しますが、この成分は鉄と結合することにより吸収が良くなります。
サプリメントや健康食品としては、母乳以上に強力な免疫力を持つミルクを目指して開発されていて、乳牛を使って作られます。
この成分の安全性は乳製品など通常の食品に含まれる量なら安全で、サプリメントでも3年程度までなら継続使用しても問題がありません。
しかしながら、生化学的に合成されたものについては下痢を引き起こす可能性もあるため、摂取は2週間程度に留めるようにします。
この他にも過剰摂取した場合には、食欲減退や疲労、寒気、便秘などが報告されているため、指定の用量を守って摂取するようにします。
ラクトフェリンの健康効果とは
ラクトフェリンには関節リウマチの改善、アレルギー症状の緩和、日和見感染を防ぐといった効能があります。
このうち関節リウマチの場合には抗炎症因子や生体の免疫力を高める作用により、炎症による関節の痛みなどが緩和されます。
またアレルギー症状の緩和の場合、体内のIgE抗体にアレルゲンが付着するのを妨げる作用があり、これによりアレルギー症状を緩和させます。
この他、日和見感染においては免疫力を高めることによりこれを防ぐことが期待されています。
相乗効果のある鉄分について
ラクトフェリンは鉄分と結合することにより、吸収が良くなるとされています。
鉄分はレバーや貝類、ほうれん草などに多く含まれているミネラルで、体内の血液を作るために必要な成分です。
これが不足すると貧血を起こす、動悸息切れが起こりやすくなる、疲れやすくなるなどの症状が起こります。
安全性は適切に用いられる分には問題がありませんが、副作用としては胃の不調や便秘下痢、悪心、嘔吐などが起こる場合があります。
これらは一緒に摂取することで吸収力がアップするという作用がありますが、いずれも健康を保つためには、適切な量を摂取するようにすることが大切です。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。