胃潰瘍や胃がん、十二指腸潰瘍などの胃腸に様々な症状を引き起こすと言われているピロリ菌は病院で殺菌を行わなければその数を減らすことはできないと言われていますが、ラクトフェリンはピロリ菌を減少させる効果があることが研究で明らかになりました。
ピロリ菌って?
人間の胃には強い酸性の液体である胃酸が分泌されています。
肉など固いものを食べても消化されるのは、この胃酸の働きによるものです。
胃酸は消化だけではなく、喉から入り込んできたウイルスや細菌を殺菌して身体を守る役目も果たしています。
通常は胃酸の酸性度の強さにウイルスや細菌は生きていくことができません。
しかしピロリ菌は分泌している酵素の働きで自分の周りの胃酸を中和することができるので胃の中でも生きていくことができます。
一度感染すると胃の入り口から出口の方に向かって感染を広げていき、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどを引き起こしてしまうと言われています。
ピロリ菌の感染者は40代以降に多くなると言われており、世界中の約半数の人が感染していると言われています。
除菌のためにはどうするの?
ピロリ菌の除菌のためには、病院で処方してもらった2種類の抗菌剤の胃酸の分泌を抑える薬を飲むことで治療をすることができます。
しかし100%確実にピロリ菌の除菌ができるものではなく、約75%ほどの成功率だと言われています。
飲み忘れがあると抗菌剤に耐性ができるピロリ菌が出てきてしまうため、治療中の7日間は飲み忘れをしてはいけません。
ラクトフェリンはピロリ菌の除菌ができる?
ラクトフェリンには強い抗菌・抗ウイルス作用があります。
ラクトフェリンは周囲の環境を変えることでウイルスや細菌が生息しにくい環境を作る作用があるので、数を減らすことができると言われています。
胃で消化される際、ラクトフェリンから抗菌ペプチドが生成されます。
抗菌ペプチドなどがピロリ菌の細胞構造を破壊する効果があり、その結果ピロリ菌が殺菌されると言われています。
実験ではピロリ菌に感染しているかどうかを示す数値のUBTが40以上だった人たちにラクトフェリンを摂取してもらったところ、4週間でUBTが30に、8週間でUBTが20に減少したという結果が報告されています。
UBTの値が25以下の場合にはピロリ菌に感染していないと言われているため、ラクトフェリンを摂取することでピロリ菌の除菌ができたということができます。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。