先日スーパーへ行くと、「インフルエンザの予防にヨーグルトが有効!!」というポップでコーナーが賑わっておりました。ウイルスは肉眼で確認できないため予防効果が見えにくく、毎日の除菌が手抜きになってしまうのが現実ではないでしょうか。以前に、ノロウイルス感染対策の基本となる【予防】についてお話をしたことがありますが、今回は実際感染してしまった場合のラクトフェリンの有効性や二次感染も含めた【対処法】をお届けいたします。
細菌とウイルス
ノロウイルスは名前の通り「ウイルス」で、大腸菌の「細菌」とは全く違うものです。感染後はどちらも食中毒となり「おう吐や下痢」など起こしますが、細菌は抗生剤が効きやすいので(最近は耐性菌が問題ではありますが)病院での治療が可能です。
しかし、ノロウイルスを発症してしまった場合具体的な治療法はありません。病院で診断してもらうのは当然ですが具体的な治療法はないことを覚えておきましょう。
ノロウイルスの感染源
ノロウイルスの感染源は多岐に及びます。
- カキやアサリなどの二枚貝
- ↑などの調理後の包丁やまな板・食器
- トイレ
- 便やおう吐物
- ドアの取っ手や手すり
- パンやサンドイッチ、和菓子お弁当など
一般財団法人東京顕微鏡院によるとリストの一番下「パンやお弁当など」からの感染者が最も多く報告されているんだそうです。
ノロウイルス感染後の除菌について
では、実際に感染した場合の二次感染や再感染を防ぐための除菌に関してですが、一般的には次亜塩素酸ナトリウムの希釈液での除菌ですが、私がおすすめしたいのは体内はラクトフェリン、体外は銀イオン水(銀イオンだけを含んだ水)の組み合わせです。銀イオン水は非常に安全性が高いので手の消毒~包丁まな板まで安心して使えるので肌の弱い方にもお勧めです。
感染後にラクトフェリンは有効か
以前、ノロウイルス感染対策としての予防にラクトフェリンが有効であることをご紹介いたしました。では、ノロウイルスに感染してしまってからのラクトフェリンはノロウイルス感染対策として有効なのでしょうか。答えはYesといえそうです。
ウイルスは細菌と違って「腸管の細胞内」に侵入し増殖します。そして【細胞内がウイルスでいっぱいになると細胞を破壊し次の細胞内へ侵入し更に増殖する】これを繰り返します。人体では被害を最小限に抑えるために免疫細胞を出動させ同時に排出を促すために全力を尽くします。ノロウイルスを含む食中毒でおう吐や下痢になるのはウイルスを排出するためですが、この人体の働きにマッチしているのがラクトフェリンなのです。以下がラクトフェリンの抗ウイルス作用です。
- 腸管上皮細胞に働きかけ免疫力が活性化します
- ラクトフェリンがウイルスに付着し細胞への侵入を阻止します(排出の応援)
- 腸管細胞に付着し新たな細胞へのウイルス感染を阻止する(排出の応援)
- 消化酵素と反応し強力な殺菌作用をもつラクトフェリシンになる(免疫細胞を応援)
一度感染した場合、子供だと感染後一ヵ月間便からノロウイルスが出ていたというデータもあるそうです。いかに素早く完治させるかを考えた場合ラクトフェリンは有効だといえそうです。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。