ラクトフェリンで免疫力を高める

人が健康に生きていくために欠かせないのは免疫力です。ウイルスや細菌の感染から身体を守る機能ですが、ストレスなどで簡単に低下してしまいます。
免疫力を向上させるためにはラクトフェリンを摂取するのが効果的だと言われています。

簡単に言えば、免疫とは身体に侵入してきた細菌やウイルスが原因による発病を抑えるための働きです。

人間の体の中には多くの免疫細胞が存在していて、その代表的なものがナチュラルキラー細胞（NK細胞）です。NK細胞は侵入してきた細菌やウイルスを攻撃することで身体を守る役割があります。

しかし免疫細胞な外部からの攻撃から身体を守るだけではありません。
人間の身体は細胞がDNAをコピーすることで増殖して新陳代謝が行われていますが、ミスコピーによって毎日数千ものがん細胞も作られていると言われています。NK細胞はそれらのがん細胞も攻撃してがんの発症を防ぐという効果もあります。

NK細胞をはじめとする免疫細胞の活性が低いと細菌やウイルス、ガン細胞の増殖を防ぐことができずに病気になってしまいます。

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ラクトフェリンは人の母乳や哺乳動物の乳に多く含まれている成分で摂取したラクトフェリンが体内に吸収されると、NK細胞の働きを活発にする働きがあります。
母乳に多く含まれているため、産まれたての赤ちゃんの身体を守るための働きをしてくれるのです。

NK細胞の働きが活発になれば病気になりにくくなります。感染予防効果と同時に、すでに感染しているウイルスや細菌に対してもその働きを阻害する効果もあると言われています。

ラクトフェリンは免疫力の向上の他にも抗ウイルス・抗菌作用、抗炎症作用、腸内環境の改善など免疫力向上と相乗効果が期待できる多くの効果もあるのです。

ラクトフェリンの摂取量は1日当たり150～300㎎だと言われていますが、明確に定められた数値は今のところ存在していません。
安全性も高い成分のため、1日に最大7.2gの摂取でも問題がなかったという報告もありますが、体質によってはお腹が緩くなってしまうことが考えられます。

一日に大量に摂取するのではなく、150～300㎎を毎日継続して摂取することで免疫力の継続的な向上が期待できると言われています。また、原材料が乳のため、アレルギー体質の人は注意が必要になります。