ラクトフェリンは骨の成長にも有効な成分と言われています。加齢に伴う細胞の破壊や、成長期の身長の伸びなどに対しても効果が期待されています。
ここでは、骨について、ラクトフェリンの作用、栄養吸収効率、について見ていきます。
骨の仕組み
内部を見てみると、カルシウムとカルシウムの間がコラーゲンで繋ぎとめられていることが確認できます。全体の50%はコラーゲンで、このコラーゲンを保つことが骨の健康には欠かせないことがわかります。
コラーゲンは20歳頃をピークにして生成量が減ってしまいます。
20代を過ぎたら体の内部から老化が始まっていると言っても過言ではありません。
ラクトフェリンの作用
ラクトフェリンは、骨の骨芽細胞に働きかけて、カルシウムの定着を促す働きがあります。同時に、カルシウムが溶け出すのを防ぐ働きも行っています。
これはラットを用いた実験でも確認されていて、それぞれの密度の違いの差から確認された作用です。
女性ホルモンや男性ホルモンの分泌が低下する更年期に入ると、徐々にカルシウムが定着しにくくなって脆くなっていきます。
また、コラーゲンの生成量が少なくなってしまうことも、脆くする原因になります。
栄養素の吸収効率が上がる
食べ物からカルシウムやコラーゲンを摂取したとしても、それがそのまま定着してくれるわけではありません。コラーゲンはタンパク質なので、いったんアミノ酸に分解されてから小腸から吸収されて、体のどこかの細胞の一部になります。
カルシウムも小腸から吸収される必要がありますが、これも小腸の吸収率が下がっていると食べた栄養素が身になりません。
高齢者は特に食が細くなりがちで、食べる量が減ってしまいますし、消化吸収能力が衰えがちになるので体を形成するために必要な栄養素が不足してしまうことが多いです。
ラクトフェリンは腸内の善玉菌のエサになるとともに、悪玉菌が増殖するのを防いでくれる効果があります。この2つの作用で効率よく腸内環境を整えていくので、飲食物からの栄養吸収効率を高めることができます。
もちろん、高齢者だけではなく伸び盛りの子どもに与えてもいいです。ラクトフェリンはもともと初乳から発見された成分なので、安全性が高い成分だと言われています。
ただし、効果を出すためには腸の受容体まで届ける必要があります。飲食物からラクトフェリンを摂取しても大半は胃酸の強酸で壊されてしまうので、壊されない工夫が施されたサプリメントから摂取するのがおすすめです。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。