最近注目されている健康成分のひとつとして、ラクトフェリンがあげられます。
母乳由来の成分で、赤ちゃんを悪玉菌から守って成長を助けることに役立っています。
ラクトフェリンはそもそもの目的が成長のサポートなので、摂取したからといってすぐに痩せるわけではありません。
しかし、長期間摂取し続けることで体の機能が正常になって痩せられる可能性はあります。
ここでは、ラクトフェリンに期待できる効果、ダイエットとの関係、サプリメントについてみていきます。
便秘が改善される
ダイエットを始めると、食べる量が減ったり、便通を良くする成分の摂取量が少なくなって便秘になることがあります。
便秘が長引くと、腸内環境が悪玉菌優勢になって痩せにくくなったり、具合が悪くなってしまいます。
ラクトフェリンには、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。また、悪玉菌を減らす作用があるので、この2つの効果で効率よく腸内環境を整えることができます。
いわゆるデトックス効果が得られて毒素が排出されることで、新陳代謝が上がって痩せやすく太りにくい体質になれる可能性があります。
内臓脂肪を減らす
長期間ラクトフェリンを摂り続けることで、腸管のまわりについた内臓脂肪を減らす効果が期待できるという研究結果もあります。
ちょっと意外ですが、この働きが見つかったのは歯科の世界からです。
歯周病菌の一種であるLPSという毒素は、歯周組織に炎症を起こします。LPSが血液中に入ると、コレステロールや中性脂肪の合成や分解に関わる酵素の量を変えてしまうのです。
なんと、LPSが活性化されるとメタボの原因の脂質異常症のリスクが高くなるということが、明らかにされました。
これに対して、ラクトフェリンを摂取するとLPSが不活性化されて脂質異常症の予防になるということです。
歯周病菌とダイエットは何も関係なさそうですが、意外なところで繋がっていたのですね。
サプリメントで摂るなら
長期間しっかり摂り続けるなら、サプリメントの利用も考えたいものです。
ポイントは、熱や酸や酵素で分解されずに、いかに腸に届けるかということです。
サプリメントには胃の中のペプシンという酵素で溶かされない工夫が施されたものがあります。
これならば、機能を失わせずに腸まで届けられるのでダイエット効果も期待できそうですね。
カプセルや錠剤タイプだと飲みにくいならば、顆粒タイプでも胃で溶けないで腸で溶ける加工を施してあるものもあります。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。