現在、脳梗塞や心筋梗塞が若年齢層にも広がっていることをご存知でしょうか。両方を足した数は「がん」に並んで多く、とくに若年齢層の人にも多くみられるようになってきています。
動脈硬化と聞くと「悪玉コレステロールを減らさなきゃ!」と単に考える人もまだ多いのではないでしょうか。実はこの話しかなり古い常識ですので今回のテーマとしてお届けしたいと思います。
コレステロールはLH比で見るのが基本
コレステロールで大切なのは基準値より「高い」「低い」ではなくバランスを見ることです。現在最も信頼のあるバランス値は【LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値】で計算する方法です。例えば、あなたが【LDL値=150】で【HDL値=70】だとすると【150÷70】で答えが2.1となるがこの数値がひとつのバランス値となります。
以下がバランス値のリスクとなりますが、思ったよりバランス値が悪くても慌てないでください。あくまでも「目安」で可能性のひとつとしてご自分の状態を抑え、その上で今後どう予防するかが重要なのです。
- バランス値1.5以下=健康な状態
- バランス値2.0以上=コレステロールの蓄積が考えられる
- バランス値2.5以上=血栓ができている可能性があります
- バランス値3.0以上=要注意です
悪玉コレステロールは悪玉ではない
もうひとつ現在に至ってもコレステロールに「悪玉」「善玉」と分けて話をすることが誤解が解かれない原因といえるでしょう。コレステロールに悪玉や善玉はありません。LDL=悪玉と呼ばれますが、LDLが不足すると「発がん率」が高まるのは何十年も前から知られている事、そしてLDLが基準値内でも心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしている事実があることも合わせて申しておきます。
動脈硬化予防の対策術
では、現在「動脈硬化の予防として何が有効なのか」ですが、ひとつにバランス値(2.5未満)をなるべく理想に近づけることですが以下に簡単かつ有効な方法をご紹介します。※どれも大切ですが、とくにリスト1・2・3は重要だといわれています。
- 歯周病対策など口腔ケアをしっかりする
- 抗酸化成分を積極的に食べる
- 腸の健康状態を保つ(便秘は特に注意)
- ビタミンCを摂る(1日1~2g程度、たばこを吸う人は3g以上)
- アレルギーがなければ鶏卵を食べる(1日1個程度)
- 生ものを食べる(果物やお刺身、生野菜)
- 肝臓に良いものを食べる(肝臓が悪いひと)
- 体を動かす
動脈硬化にはラクトフェリン2タイプを選ぼう
ラクトフェリンの選び方ですが、基本的にこの場合は「腸溶性のラクトフェリン」がおすすめで「リスト2・3・7」を強力にサポートいたします。どれも重要ですが、特にリスト2の抗酸化(活性酸素対策)は動脈硬化の本命として多くの研究者が「昔から」警笛をならしております。
そしてもうひとつ、歯周病などの疑いがある人はラクトフェリンのタブレットなどで口腔ケアを合わせてすると良いようです。歯周病の進行に関わる「毒素=LPS」が血中に入ることで脂質代謝に異常が起こることをライオンが発表しておりますが、同時にラクトフェリンはそのLPSを不活化させることを明らかにしております。※内臓脂肪軽減効果と組み合わせるとダイエット効果も強力になりそうです
2人に1人が動脈硬化になる時代、ラクトフェリンを活用してみてはいかがでしょうか。次回は貧血に深く関わっている鉄分についてお届けいたします。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。