引き続きAGE(終末糖化産物)についてです。前回は、AGEが増える病気でもある糖尿病を例にあげて、AGEの危険性についてお話をいたしました。今回は問題となるAGEをコントロールする方法などについてお話したいと思います。
いつでもどこでもAGE
前述したように、AGEは様々な病気(老化)の原因のひとつであることは明々白々です。しかし、もっと認識しなければならないのが「いつでもどこでもAGEを食べてしまっている」という点です。
身近な食品では、パン・ビスケット(クッキー)・ドーナッツ・ホットケーキ・フライドポテト・ベーコン・とんかつ・唐揚げ・目玉焼き・焼き魚・焼き肉などにも多く含まれているんです。
「AGE」は、人が「美味しい」と感じる旨味でもあるため、気を付けるどころか積極的に食べてしまっています(※後述しますが、これに加えて野菜を食べなくなったのが事を大きくしています)。
そして、食べたAGEの約7・8%程が体内に蓄積していき、対策を講じていない人ほど老化が加速していきます。
誤解のないように申しておきますが、AGEにも悪玉と善玉がありますが、ここでは悪玉AGEを前提に話をすすめています。
体内のAGEコントロール
では、旨味でもあり害にもなるAGEとの上手な付き合い方をご紹介いたします。
さきに体内のAGEを減らす方法ですが、α-リポ酸やスルフォラファンにAGEを減らす効果があるといわれていますので、少量であっても毎日食べることが体内のAGE対策といえます。
α-リポ酸はホウレン草に、スルフォラファンはブロッコリーに多く含まれている成分ですので、旬となる季節には積極的に食べるようにしてください。
しかし、糖尿病を患っておられる人は、体内のAGE量が通常より多くありますので、サプリメントを併用する方法をおすすめしたいです。その理由は、食品に含まれるα-リポ酸やスルフォラファンは、非常に微量でかつ吸収率も良いとは言えないため、効果を実感するのに時間がかかり過ぎるかもしれないからです。
体外からのAGEコントロール
続いて、体外からのAGEのコントロールについてですが、とても簡単で「揚げ物」「焼き物」を食すときに食物繊維やラクトフェリンを一緒に摂る方法です。
食物繊維は糖の吸収を穏やかにして、体内でAGEが合成されないよう、またAGEの吸収を抑制することが広く知られており、ラクトフェリンについても、自身がラクトフェリンを捕まえて一緒に便となって排出されることがわかっておりますので、簡単で確実な方法といえるでしょう。
旨味成分でもあるAGE!老化因子でもあるAGE!、ちょっとした工夫でAGEの「好いとこ取り」ができる方法でした。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。