今、テレビ番組や健康雑誌などに大きく取り上げられている注目の成分にラクトフェリンがあります。
ヨーグルトや乳飲料に含まれていることが多いため、乳酸菌と思っている人も多いでしょう。
しかし、これは糖タンパク質の一種なんです。
ラクトフェリンの正体
ラクトフェリンは、母乳、涙、汗、唾液などに多く含まれている糖タンパク質です。
鉄と強力に結合する鉄結合型の糖タンパク質で、最初は「赤タンパク質」として発表されました。
ヨーグルトや乳飲料は白いものがほとんどなので、白いと思われていますが、粉末は鉄と結合しているため赤い色をしています。
一番含まれているといわれているのが、出産後3日目までの初乳と言われています。
初乳が大切だということは、広く一般に知られていますが、これがカギになっていることがわかります。
とにかく万能なんです
赤ちゃんに初乳を与えることにより、赤ちゃんの免疫力が高まるという話をよく耳にします。
免疫、感染について強い効果を持っています。
通常、細菌は鉄を利用してからだに様々な影響をもたらしてしまいます。
ラクトフェリンは、鉄と協力に結合するため、結果的に細菌を抑えることになります。
また、抗ウイルス作用ももちます。
特に、C型肝炎ウイルスの膜に結合するため、細胞内への侵入を防いでくれます。
このほか、さまざまなウイルスに対しても有効だといわれています。
免疫力に対しても効果が確認されています。
白血球の一種、好中球の分泌顆粒にも含まれていて、感染や、炎症反応に反応して、そこから血液中に放たれます。
それにより、免疫細胞が活性化し、免疫力の向上に一役買っています。
腸内フローラにおいても、重要視されているのは、腸内の悪玉菌と結合して、増殖を抑制するからです。
このため、乳酸菌とあわせて摂取するのが望ましいと言われています。
腸内の環境が改善されると、便秘が解消されるため、肌荒れやストレスから解放され、体重の管理もしやすくなります。他にも抗酸化作用、抗がん作用、骨誘導活性、歯周病予防に効果があるといわれています。
非常に万能な成分だといえます。
ラクトフェリンを効果的に摂取するためには
色々な形態で発売されているので、自分にあった方法で摂取しましょう。
手にしやすいのは、ヨーグルトや乳飲料で、これらはスーパーマーケットでもよく見かけます。
ヨーグルトの味が苦手な人は、サプリメントでも摂ることができます。
副作用はほとんどありませんが、乳製品にアレルギーのある方は、念のため注意しましょう。
万能糖タンパク質のラクトフェリンを日々の生活に取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。