ラクトフェリンは、母乳や涙や汗や唾液に含まれる糖とタンパク質が結び付いた物質で、周りから鉄を取り除くことで、強い抗菌力を現します。
この外分泌液にこの物質が含まれることで、人は、外から入ってくる細菌を殺菌したり、免疫力を高めて外敵から体を守っているのです。
特に生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫系が発達していませんから、初乳に含まれるラクトフェリンが、母乳を通して赤ん坊の口の中に入ることで、赤ん坊の免疫力を高めているのです。
細菌の感染に効果
まず、生まれたばかりの赤ちゃんの腸内には細菌がいませんが、生れて来る途中での産道で細菌感染が始まり、さまざまな細菌が感染してきます。
腸内細菌では日和見菌も感染してきますが、乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌も感染してきます。
乳酸菌やビフィズス菌は成長に鉄を必要としないので、ラクトフェリンが鉄を取り去って他の細菌を殺しても、この善玉菌に影響をあたえないため、これらの善玉菌が成長しやすくなります。
ラクトフェリンは白血球の1種である好中球にも含まれており、炎症反応を抑えたり、細菌の感染症にも効果を現わしています。
腸の免疫細胞を活性化
さらに、ラクトフェリンは、免疫細胞の1種ナチュラルラルキラー細胞(NK細胞)を活性性化する性質があります。
この細胞は、抗原がなくても、外敵となる物質が体内に入ってくると、すぐに外敵を攻撃し始めますので、特に生まれたばかりの赤ちゃんの免疫力を高めるには、役に立つものです。
また母乳から、赤ちゃんの口を通して入ってきたラクトフェリンは、胃の消化酵素で分解されて、ラクトフェリシンと言う物質になります。
このラクトフェリシンは、細菌の細胞壁を傷つけることで、ラクトフェリンの10倍もの抗菌力を現わします。
そして、この物質は腸での免疫細胞も活性化させます。
赤ちゃんに初乳を
ラクトフェリンを摂取することで、大人の免疫力も活性化して例えば花粉症において、ヒスタミンがでず、症状がかるくなりますし、歯周病の場合は、唾液に含まれるこの物質の作用で、歯周病の悪化が防げます。
老人においては加齢により下がった免疫力を補う事が出来ます。
しかしながら、この物質が、初乳に一番多く含まれていると言う事は、免疫力のない赤ん坊を外敵から守る働きが、一番大切なことなのです。
母親になった場合は、まず初乳を赤ん坊に与えましょう。
そして出来る限り、赤ん坊を母乳で育てることが、健康な赤ん坊が育つことに結び付くことでしょう。
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