今回のラクトフェリントークは、一般的にはあまり耳にはしませんが知っていると得するラクトフェリンの種類についてお届けいたします。
一般的なラクトフェリン
ラクトフェリンは、約690個のアミノ酸が鎖状につながった紐がバネのように絡みあった形をしています。そして特徴的なのはその立体構造の中に鉄を収納できる2個のポケットがついていることです。
牛乳から抽出したラクトフェリンは、そのポケットの中に鉄を収納しているラクトフェリン(ホロラクトフェリン)が15%~20%、鉄を収納していないラクトフェリン(アポラクトフェリン)が80%~85%がそれぞれ混在して存在しています(ヒトやウシの乳中では15%~40%程度が鉄を含んだラクトフェリンです)。
普段手にする健康食品やヨーグルトに配合されているラクトフェリンも近い比率だと思って間違いありません。
アポラクトフェリン
アポラクトフェリンとは先に述べたラクトフェリンのポケットの中が空の状態(鉄を収納していない)のものをいいます。通常のラクトフェリンとの違いは殺菌力や抗菌力が格段に強くなるという特徴をもっていることです。
ホロラクトフェリン
ホロラクトフェリンとは、アポラクトフェリンとは逆にポケットに鉄を収納している状態のものをいいます。
貧血の理由のひとつに鉄欠乏性貧血がありますが、これは鉄を補給する方法が一般的ですが、鉄は口からそのまま摂っても胃酸によって酸化されてしまい腸での吸収性はほとんど期待できません。しかしホロラクトフェリンの場合多くが酸化から守った状態で腸へ届きます。
種類と効果
ラクトフェリンにはアポラクトフェリンとホロラクトフェリンの二種類があり、それぞれある程度決まった割合で含まれていることそして、それぞれに特徴があることをお話してきました。日常的に手にするラクトフェリンはこの混在タイプですが、これをそれぞれ100%近くまで純度を高めたものがあります。
ラクトフェリンの健康食品の中でアポラクトフェリンを多量に含んだ特別な健康食品があります。これは先述しました通り通常のラクトフェリンに比べ非常に強い殺菌・抗菌作用がありますので大腸菌の抑制に力を発揮し、また、抗酸化作用も格段に上がるということでアンチエイジングにも期待できる注目素材です。
補足ですが、アポラクトフェリンは健康食品以外にも、目薬・口腔ケア・化粧品などにも応用されてきていますので安全性と効果を求める完璧主義者にはうってつけの素材ではないでしょうか。
※ホロラクトフェリンは研究そのものは進んでいるようですが、日本ではまだホロラクトフェリンを多量に含んだ製品を買える段階にないようです(私には確認できませんでした)。
まだ、ラクトフェリンの健康食品を選びかねている方は「ラクトフェリンの健康食品【価格だけで選ぶと失敗するかもしれません】」と合わせて検討されてみてはいかがでしょうか。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。