腸溶性ラクトフェリンを加えて便秘を解消！原因次第では大腸がんのリスクも

今回は女性に多い便秘についてです。便秘と大腸がん発症の因果関係ははっきりしておりませんが、もしあなたの便秘のサインが「食物繊維が不足してますよ」や「腸内細菌のバランスが崩れてますよ」という呼びかけの結果だとしたら大腸がんになりやすい生活を送っている可能性は否定できないのです。
ラクトフェリンだけで便秘が解消されるケースもあるのですがそうでない方は生活習慣をチェックしてみましょう。

生活チェック！非加熱食品を食べていますか

はじめに、毎日の食卓に生物を加えていますか？現在の日本の「食事情」は非常に便利になった反面、胃腸にとって迷惑な事情といえます。加工食品のほとんどは加熱食品であるため胃や腸は自力で分解し続ける重労働を課せられています。
身に覚えのある人は、生で食べられるものは生で食べるようにしましょう。果物や野菜、お魚（刺身）納豆など、そのまま食べると分解酵素が胃腸の負担を軽減してくれます。

生活チェック！水分の補給は適当ですか

これも現代人は不足傾向といえます。コーヒーや緑茶は利尿効果もあるため上手な水分補給とはいえません。利尿効果の少ない飲み物、例えば麦茶や番茶そして水などでも水分の補給を心がけることは便秘の人にも大切なことです。

生活チェック！食物繊維を摂っていますか

つづいて、便秘の質に合わせて食物繊維を少しでも摂るようにしましょう。
【①便の量及び回数が少ない便秘】この場合は非水溶性食物繊維を少しだけ食べるようにしてください。例えば以下のものは非水溶性食物繊維が多い食材です。

1. 切り干し大根
2. きくらげ
3. 干し柿
4. インゲン豆
5. 大豆など

【②便が切れたり、便秘と下痢を繰り返す】この場合は水溶性食物繊維を少しだけ食べるようにしてください。例えば以下のものは非水溶性食物繊維が多い食材です。

1. 切り干し大根
2. ごぼう
3. プルーン
4. 挽き割り納豆
5. アボガドなど

※苦手なものは無理して食べると逆効果となりますのでなるべくお好きなものを調べて食べるようにしてください。

ラクトフェリンで腸内細菌を整えて便秘解消

大きく３項目をチェックしていただきましたが、シビアに考える必要はありません。ラクトフェリンの整腸作用はとても強く腸溶性ラクトフェリンに至ってはいうまでもありません。
ラクトフェリンは便秘の原因のひとつ「腸内フローラのバランス」を調整してくれます。

しかし、食物繊維はまるで足りない、水分補給や生物も全く足りていない場合は思うような結果が出なくても当たり前といえます。ラクトフェリンが便秘を解消するために働いている分を食生活で帳消しにしないようにすることも大切です。
大腸がんが気になる方は「大腸がんにラクトフェリンが有効？その１・その２・その３」も参考にしてみて下さい。