ダイエットにラクトフェリンがおすすめな理由

体に脂肪が付いてしまっていることを気にしている人にとっては、様々なダイエット用品や体に良いとされる食品を試した経験があるかもしれません。
近年の研究によってラクトフェリンがダイエットに有効ではないかということがわかってきていて、商品として販売されるときも、機能性表示食品として取り扱われています。

ラクトフェリンには中性脂肪やコレステロールなどに関係している、酵素に対して影響を与える作用があると考えられていますし、腸内環境を整える作用もあると言われています。
これらの作用を持っていることで、ラクトフェリンはダイエットのためにおすすめの成分と言えます。

脂肪を分解させるための効果があると考えられている

脂肪を分解するための酵素としてリパーゼと呼ばれているものがありますが、脂肪にはペリリピンという物質が付いていて脂肪を守るようになっています。
ペリリピンの作用によってリパーゼが脂肪まで届かないことや、脂肪を分解できないこともあるわけですが、ラクトフェリンにはこのペリリピンを減らすための作用があるという報告があります。

そのためにラクトフェリンを摂取することで、リパーゼの作用によって直接的に脂肪を分解できることになります。
ラクトフェリンそのものにも、脂肪の合成を抑制させる作用もあると考えられており、分解を促進させる作用と合成を抑制させる作用の2つの要素によってダイエットに良い成分と言うことができます。

腸内環境を整える作用があるのでダイエットにおすすめ

一般的に、腸内の環境が整えば体の中の新陳代謝が促進されたり血行が良くなる作用があることから、体にとって必要な栄養素を様々な部位に届けられるようになります。
ラクトフェリンには酸や熱に弱いという特徴があることから、体内に取り入れることは難しいと言われていましたが、現在ではサプリメントの方法で摂取することができるようになっていますので、効率よく体内へ運ぶことが可能です。
毎日継続的に摂取することによって、腸内環境を整えることにつなげられますので、ダイエットに有効となります。

ダイエットのためには腸内環境を良くすることが大切になりますが、効果を上げるためには1日あたり150mgから300mgの摂取が必要であると言われています。

歯周病が原因で脂質異常症を引き起こしている人におすすめの成分

近年の研究では歯周病の原因となっている歯周病菌毒素の影響で、血中の中性脂肪やコレステロールを増やしてしまうことがわかっています。
これによって、歯周病の人や口腔内の環境が悪い人の場合には生活習慣病になりやすいということが言えます。

歯周病菌毒素は脂質異常症を引き起こす原因とも考えられていますが、ラクトフェリンにはコレステローンの蓄積を予防したり、歯周病菌毒素を減らす効果もあると言われているために、摂取することでダイエット効果が期待できます。