ウイルスの侵入を防ぐ！？ラクトフェリンが身体を強くしてくれる！

ラクトフェリンは、サプリメントや健康食品のように外から摂取しなければ損座しない成分というわけではなく、すでに私たちの目や鼻、口などにも存在することが知られています。つまり、これらの場所でもウイルスや病原菌が入ってくるのを防いでくれるはたらきをしています。

いろいろな機能を持つラクトフェリン

ラクトフェリンといえば乳製品、母乳に多いことが知られていますが、人体で外からウイルスや病原菌が侵入しやすいような場所、たとえば口や鼻、それも唾液や涙、鼻水などにもラクトフェリンが含まれていることが分かっています。

このようにそもそも私たちのカラダを守ってくれているラクトフェリンですが、さらにそれ自体もタンパク質ですからカラダそのものを作ってくれている栄養素だということもできます。

このように、多機能なはたらきをしてくれる健康維持には欠かせない成分だということが分かります。さらにそんな成分をサプリメントや健康食品で積極的に補えば、もっと健康的な生活に生かしていけるともいえるでしょう。

免疫力はばつぐんなラクトフェリン

母乳にも多い成分だということからも分かる通り、これまでお腹の中の羊水の中で無菌状態でいた赤ちゃんが外の世界に出てきて、さまざまなウイルスや病原菌がある中で健康的に生きていくときに必要となる免疫力はばつぐんに高いことが容易に想像できます。

最近だとインフルエンザやノロウイルスなど大人にとっても驚異的な感染力のある病原菌が流行することがありますが、そんなときにもラクトフェリンを体内にたくさんとどめておけば感染から身を守ってくれる効果が期待できます。

さまざまな菌に対してもうれしい効果が

免疫力以外でも、ラクトフェリンには菌に対しての殺菌効果や制菌効果があります。

たとえば水虫・腋臭（ワキガ）や口内炎を抑制したり改善してくれたり、医療の分野ではB・C型肝炎治療薬としてウイルス抑制の効果が応用されていたり、発がん物質に対しての予防や転移の抑制効果も期待されています。

どのように摂取すればよいのか

日常的によくある風邪のウイルスからがんなどの病気までその免疫力のはたらきは幅広いですが、サプリメントなら抽出された成分なので十分な量がとれます。

もともとミルクにも配合されているような成分ですので、ほかの成分の健康食品や医薬品と組み合わせて飲んでも問題はなく、実際に抗がん剤と併用されている方もいるくらいです。