ラクトフェリンを生かす運動について

ダイエットに効果的な成分はさまざまありますが、スムーズにダイエットするためには腸内環境を良くしていくことが大切です。
腸内環境をよくすることによって、便秘の改善をすることができ代謝も上がっていきます。

ラクトフェリンとは

ラクトフェリンとは、母乳や哺乳類動物の乳に含まれている多機能タンパク質のことをいいます。鉄分と結合する性質をもつタンパク質で、細菌の増殖を抑制したり免疫機能を高める効果などがあります。

人間では母乳以外にも唾液や涙、血液などにも含まれており、粘膜を細菌などから守る働きをしています。出産後に出る初乳に最も多く含まれており、赤ちゃんは初乳を飲むことによってウイルスや細菌から身を守っていると考えられています。

ラクトフェリンのダイエット効果

ラクトフェリンは健康や美容にさまざまな効果がありますが、そのひとつが内臓脂肪を減らす効果です。
これは、中性脂肪やコレステロールが増加する原因であるLPSという物質を中和する働きがあることだとされています。

血中の中性脂肪と遊離脂肪酸を減少する効果も期待することができ、腸管の周りに存在する脂肪である内臓脂肪の量が減らすことができます。
また、腸内の善玉菌を増やすプレバイオティクスとしての働きがあり、善玉菌の餌となって腸内環境を整えることができます。腸内環境が良くなれば便秘の改善になり、免疫力の向上なども行なえます。

鉄分と結合しやすいという性質から貧血予防にも効果があり、鉄分の吸収率が良くなることで代謝も良くなっていくことで腸内環境が良くなるとともに代謝が向上していくため痩せやすい身体作りにも繋がります。

効果的な運動とは

痩せやすい体質作りをすることができるようになりますが、きちんと痩せるためには食事や運動によるカロリーコントロールは大切です。
内臓脂肪などを減らす運動としては有酸素運動がおすすめです。毎日行なうことによって脂肪を効率的に燃やしていくことができるようになります。

1日20分以上行なうことで効果を上げることができ、ジョギングやウォーキング、水泳、サイクリングなどが有酸素運動です。これらを毎日きちんと行なって、ラクトフェリンも継続して摂取していくことによって内臓脂肪を効率的に減らしていくことができます。

また、ラクトフェリンを摂取する場合には熱や酸に弱いという性質があるため、きちんと腸内まで届けられる設計をされたサプリメントなどを選ぶことも大切です。