クロムラクトフェリンというのは、クロムとラクトフェリンとが一緒になった食品、サプリメントです。つまり、クロムとラクトフェリンとが同時に摂取できます。
そのため、クロムラクトフェリンの効果を知るには、クロムとラクトフェリンのそれぞれについて一つずつ理解する必要があります。
クロムとは
まず、クロムです。
クロムというのはミネラルの一種で、ヒトにとっての必須微量元素の一つです。
最も大きな働きは、糖代謝に関係しています。
不足すると、インスリンの働きが悪くなることが分かっています。つまり、インスリンがきちんと分泌されていても、その働きが悪くなる結果、糖質を十分に代謝することができなくなるわけです。この他にも、コレステロールの代謝、タンパク質の代謝にも関係しています。
1日の必要量は30μg程度です。
食品では、牛肉やレバーなどの肉類、エビやあさりなどの魚介類、ひじきやわかめなどの海藻類に多く含まれています。日本人の通常の食事では不足することは稀とされていますが、吸収率は決して高くはありません。
また、必要以上に摂取しても別により健康的になるわけではないと考えられていますが、とくに過剰症を引き起こすようなことは知られていません。
ちなみに、ここでいうクロムは3価のクロムです。
食品、サプリメントに含まれるクロムは全て3価クロムです。
一方、クロムはこの他に6価クロムがあります。この6価クロムはヒトにとって毒性を示します。かつてよく環境問題になったのはこちらのほうですので、誤解のないようにしましょう。
ラクトフェリンとは
さて、一方のラクトフェリンです。
ラクトフェリンは、牛乳や母乳などに含まれるタンパク質の一つです。
主に、免疫を増強する作用、脂質の代謝に関係する作用があります。
特に出産後数日の間の初乳に多く含まれているおり、赤ちゃんの健康維持のために必要な成分であると考えられています。免疫増強作用はまさに赤ちゃんのために必要であると考えられるわけです。
クロムとラクトフェリンを合わせた効果が期待できる
ここまで説明してきたように、クロムラクトフェリンにはクロムとラクトフェリンを合わせた効果が期待できます。つまり、糖質代謝の改善、コレステロール・脂質代謝の改善、タンパク質代謝の改善のほか、免疫を増強する作用です。
これだけでも十分に広範囲の作用を持っていますが、それだけがこの2つを組み合わせた理由ではありません。先に述べたように、クロムは食品からの吸収率が高くないのです。
これとラクトフェリンを結合させたことで、クロムラクトフェリンではクロムの吸収率が飛躍的に高まっているという特長があります。
飲み始めてからお腹のぽっこり具合が減ってきた感じがします!
デブ菌を減らすというキャッチコピーに惹かれて購入して1ヶ月くらい。食べすぎても太りにくくなった気がするかも?
ヨーグルト風味で飲みやすいし、コスパも良いので続けやすいですね。